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ニッキーの日記

今年も頑張ります。

第252回「ドラえもん映画37作品をランキング形式で発表しま~す④」

 前回の続きです。ベスト10も近づいていますよ!!!まずは第17位から!!!!

 

 

 

 

 

 

第17位「ドラえもん のび太の恐竜2006」


 この作品から、遂に声優が交代している。オープニングも「ハグしちゃお!」に変更された。まず第一に、映像がスゴーーーーーーク綺麗。「ワンニャン時空天」「ふしぎ風使い」辺りから既に綺麗になっていたのだが、今作はそれをさらに超えた、もう驚愕の映像体験。立体感が凄い。究極の映像美。

 

 ご存知の通り「のび太の恐竜」のリメイクなので、基本的には同じ展開。登場人物もほぼ同じなのだが、「温かい目」が(良い意味で)気色悪くなっていたり、恐竜ハンターの悪さがより強調されていたりと、違いを楽しめる作品になっている。特に、ドラえもんの挙動がおかしい。隙を見てはふざけた動きをしており、しかもその割には誰も突っ込まないので、「これが新しいドラえもんか......」という驚き、新世紀の幕開けを味わうことが出来る。スネ夫としずかちゃんの喧嘩という、世にも珍しい光景を見ることも出来た。

 

 映画としては、感動もあってギャグシーンも合って非常に良い。ただ個人的には、テンポ良く物語が進む初期の「のび太の恐竜」の方が好きなので(旧作は放送時間が短いのでテンポが良くなるのは当たり前かもしれないが)、新作の順位が少し下になった。

 

グッと来た台詞

「俺、歩いても良いぜ。日本まで」

 

 

 

 

 

第16位「ドラえもん のび太の恐竜

 

 ドラえもん最初の長編映画作品。ランキングを作成するに当たっても、今作はかなり序盤の方で観たのだが、とにかく有名なストーリーというか、知名度のある作品なので、飽きること無く最後まで見られた。いや別に途中で飽きるようなドラえもん映画は無かったのだが、テンポが良いので非常に見やすい。肉食恐竜と首長竜のバトルは、トリッキーな動きの連続で見応えたっぷりのなので必見。

 

 特に好きなのは、帰れないと分かるやいなや、ジャイアンドラえもんに向かってブチ切れるシーン。当のドラえもんはと言えば、全面的に自分が悪いので言い返せずにうつむいている。のび太が立ち上がって代わりに言い返すところが最高だった。

 

グッと来た台詞

「やいやいポンコツロボット!よくもそんなインチキな機械で俺たちをこんな所へ連れてきたな、アホ!!」

 

 

 

 

 

第15位「ドラえもん 新・のび太と鉄人兵団 〜はばたけ 天使たち〜」


 旧作で会話できていたミクロスが、今回はただのラジコンと化しており、そこら辺は何とも切ない。ただその代わり、旧作では限りなくただの青いボールであった青いボールが、今作では可愛らしい感じの青いボールへと進化しているので、要はミクロスがこの青いボールに役割を奪われたわけである。ミクロスは一体どんな心境でこの映画を観ているのだろうか。

 

 とは言いながらも、映画自体は良い。青いボールは終盤で、ネクロスをはるかに上回る活躍をしている。最後のバトルシーンなんかは本当に感動。旧作も感動系の作品だが、こちらはより感動路線へシフトしているという感じで、特にエンディングのBUMP OF CHICKENが半端ない。鉄人兵団と、このBUMP OF CHICKENが超絶にマッチングしているのである。もはや「バンプってこの映画のためにバンド結成したのか!?」という印象。

 

 ただ個人的には、男4人が血走った目で空気砲を撃ちまくっている旧作の方が好きなので、順位としてはそちらより少し下になった。

 

グッと来た台詞

「可愛すぎるだろおい......」

 

 

 

 

 

第14位「ドラえもん のび太の南海大冒険」


 観る前までタイトルを知らなかったので油断していたが、今作は完全に予想を超える面白さだった。まずテンポが良い。場面が次々に切り変わり、登場人物もどんどん出てくるので、気付いたら映画が終わっていたみたいな感じになる。悪役は「のび太と恐竜」の恐竜ハンターを50倍くらい凶悪にしたような人物なので、ドラえもんお馴染みの「中盤で急にポンコツになる」という性格も相まって、絶体絶命のところにまで追い詰められてしまう。

 

 とは言っても、そこはドラえもんジャイアンの歌に対する理解者が現れるという奇跡体験も起こしながら、マッドマックスのような爽快感で悪い奴らをぶちのめしていく。海賊の性格も良い。もう良い奴しか居ない。やられっぱなしの海賊たちが協力して戦うシーンは最高なので、ぜひ親子で観て欲しい。

 

グッと来た台詞

「離すもんか。今度は絶対に離さないぞ!」

 

第13位「ドラえもん のび太と翼の勇者たち」

 

 とにかくグースケの人が良い。すぐ友だちになってくれる。人柄が良いというか、鳥柄が良いというか、鳥柄?鶏ガラ?とにかく優しい。のび太たちを面倒な目に会わせているのも完全にジャイアンスネ夫の責任なのだが、何故かグースケが謝ってしまう。中盤では彼の辛い境遇も明らかになったりするものの、映画を通して最強の人格者へと成長。のび太より主人公感が溢れ出してしまっている。今作に限ってはグースケが主人公と言っても良いので、「劇場版 グースケ グースケとのび太」と思って観てもらいたい。

 

 それから、悪役の雰囲気が良い。ナチス・ドイツの上層部みたいな、軍服のようなものを着ているのだが、普通にグースケの家を訪問したりする。反体制側の人間ではないので、直接バトルをすることもなく、裏で誘拐とか不正とかを指示しており、THE・悪役という感じ。大火災の消火方法も神秘的で良い。他に良いシーンとして、ジャイアンスネ夫が、ソフトクリームを交互にぶつけ合うところも挙げておきたい。

 

グッと来た台詞

「私は分かっていたよ......」

 

 

 

 

 

第12位「ドラえもん のび太のひみつ道具博物館


 未来の世界が舞台という、「銀河超特急」以来の設定が登場。ドラえもんは鈴を奪われたせいで、終始醜態を晒している。鈴を探すのに集中するあまり、ジャイアンが行方不明になっても「そんなのより鈴探そうよ」と言ってしまう有様。また、前作(のび太と奇跡の島)で登場したポンコツことゴンスケが引き続き登場しているので、前作も観ていれば「うおおおおおポンコツまた出てる!!」という感情になれる。


 悪役ヅラでパソコンを操作している超悪そうな博士が、開始30分ほどで、孫の意見にも逆らえない腰の引けたおじいちゃんだったと判明するという、今までには無かったパターンは高評価したい。加えて言えば、この博士が度を越した無能なので、孫にはバカと言われ、博物館はおろか島からも永久追放されているのだが、その博物館の館内でこっそり暮らすという離れ業をやってのけている。

 

 他に見所としては、ガードロボットと怪盗ドラックス(6頭身のドラえもん。露骨に気持ち悪い)のガチンコバトル。それから、「きこりの泉」を見た時に、ジャイアンが「知ってる!」と言うシーンも最高だった。あの伝説の「ジャイアンがきこりの泉に落ちてカッコ良いジャイアンになる」というエピソードを、本人がまだ覚えているという感激。

 

 Amazonでの評価は低いが、テンポよく物語が進んでいったり、ギャグパートが良い感じになっていたりと、声優陣が変わって以降の「謎の迷走」から脱却しつつあるというか、新たなドラえもんとして一皮むけた感じを見ることが出来た点は評価したい。

 

グッと来た台詞

「予告状!3分以内にお前を倒す!」

 

 

 

 

 

第11位「ドラえもん のび太とブリキの迷宮」

 

 開始早々ドラえもんとは思えないカメラワークが展開されていく。個人的には、この序盤のカメラワークと言うか、雰囲気がかなり好き。普通、ドラえもん映画と言えば、

 

【異世界】

謎の生物「は......早くしてよ!!!!」

謎の少年「分かってるって!!!!うるさいな!!!!」

ピーピーピー!!!!!ドゥイーーーーーン........

 

謎の少年「......!!??」

ドガーーーーン!!!!!!!!!!!!!

謎の少年「グワアアアァアアアアアアアア!!!!!!!!」

 

【一方その頃......】

のび太「ドラえも~~ん!!!!」

 

みたいな感じなのだが、この作品は違う。もうのび太のび太の家から一切動かない(というか寝ている)。そして、のび太のび太の家から出ないままオープニングへと移行していく(というか寝ている)ので、なんか凄い独特な雰囲気になっており、これは高評価。のび太のパパが寝ぼけながら、1人でテレビを見ているシーン、あの雰囲気も良い。是枝監督の映画みたいだった。なんか海街diaryみたいである。いや、のび太のパパに海街diaryは言い過ぎた。

 

 基本的にはパパのふとした行動が発端となって、のび太ドラえもんの大冒険、その火蓋が切って落とされていく。そして当のパパは最後まで何も知らないまま終わってしまうので、父親のやったことに息子だけが巻き込まれたみたいな、というかスネ夫とかジャイアンも巻き込まれているので、いろいろな家庭を巻き込んでの大騒動みたいな、冷静に考えるとメチャクチャなことをしている。また、今作も含めて、比較的古い作品におけるパパは、現在のアニメ版と比べてやや無愛想な感じになっている。

 

 主力であるドラえもんが敵兵に誘拐され(た後にほぼ死にかけ)てしまうのだが、のび太の勇気としずかちゃんの優しさ、そして何と言っても、スネオの狡猾さとジャイアンの腕力で、大抵の問題は解決していく。特に見どころはスネ夫ジャイアンこの2人が敵の兵士に囲まれながらも、奪い取った大型トラックで障害物を轢き倒しつつ逃亡するシーンは本当に最高。スクリーンセーバーにしたい。

 

グッと来た台詞

「文句言ってても、最後には道具を出してくれるんだから、良い奴だよぉ!」

 

今日はここまで。明日はいよいよベスト10です。