ニッキーの日記

今年も頑張ります。

第9回「檸檬」

 先ほどまで普通にテレビを見ていまして、このまま今日は寝てしまうところでした。これは本当に危ない。日記が8日目で途絶えるところを、私が阻止したわけです。素晴らしい!!!ナイスセーブ!!!野球であればダイビングキャッチと言ったところでしょうか!!!!!!しかし野球のルールはよく分かりません!!!!ホームラン!!2塁!!!!!3塁!!!!!代打!!!!!!!!!!(知っている野球用語を叫んだ。)

 

 今日は母校の文化祭が開催されていました。知っている後輩が居ないので、安易に立ち入るのは危険です。しかし知っている後輩が居たら居たで緊張してしまうので絶対に中には入れないのが高校の文化祭というわけですが、夏休み明けには大学でも文化祭が開催されるそうです。3日間。大学の場合は文化祭期間中を休校としているので、基本的には行っても行かなくても良いシステムです。去年は、家で劇場版のTRICKを見ていたら3日が経ちました。文化祭は最高。

 

 

 

 

 

9月18日まで残り1時間。

書くことも無くなったので、「檸檬(作・梶井基次郎)」の冒頭をそのまま貼ります。

梶井基次郎は死後50年経っており著作権フリー。このルールは本当に最高。)

檸檬 梶井基次郎

 えたいの知れない不吉な塊が私の心を始終圧(おさ)えつけていた。焦躁と言おうか、嫌悪と言おうか――酒を飲んだあとに宿酔(ふつかよい)があるように、酒を毎日飲んでいると宿酔に相当した時期がやって来る。それが来たのだ。これはちょっといけなかった。結果した肺尖カタルや神経衰弱がいけないのではない。また背を焼くような借金などがいけないのではない。いけないのはその不吉な塊だ。以前私を喜ばせたどんな美しい音楽も、どんな美しい詩の一節も辛抱がならなくなった。蓄音器を聴かせてもらいにわざわざ出かけて行っても、最初の二三小節で不意に立ち上がってしまいたくなる。何かが私を居堪(いたたま)らずさせるのだ。それで始終私は街から街を浮浪し続けていた。
 何故だかその頃私は見すぼらしくて美しいものに強くひきつけられたのを覚えている。風景にしても壊れかかった街だとか、その街にしてもよそよそしい表通りよりもどこか親しみのある、汚い洗濯物が干してあったりがらくたが転がしてあったりむさくるしい部屋が覗いていたりする裏通りが好きであった。雨や風が蝕(むしば)んでやがて土に帰ってしまう、と言ったような趣きのある街で、土塀が崩れていたり家並が傾きかかっていたり――勢いのいいのは植物だけで、時とするとびっくりさせるような向日葵(ひまわり)があったりカンナが咲いていたりする......

 

終わり......

※檸檬は終わっていません。

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