読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

ニッキーの日記

今年も頑張ります。

第184回「どらえもん大学」

 今日は久しぶりに大学へ行きました。用件自体は30分ほどで終わったのですが、片道1時間15分です。往復では2時間30分。この時間は凄く無駄ですね。どこでもドアが欲しいです。ドラえもんの生産開始が待たれますね。それにしても、どらえもん、作るとしたらどの会社が作るのでしょうか。ソフトバンクとかが作りそうな雰囲気出してますが、こういう革命的な製品は往々にしてアメリカの会社が作りますからね。アメリカで先に発売されて、半年後に日本語喋れるバージョンのドラえもんが発売されると思います。英語喋れる人は英語バージョンとか先に買いそうですね。「【英語版】ドラえもんを買う前に知っておいて欲しい3つのこと【買ってみた】」みたいな記事がライフハックまとめサイトで300万PVを獲得すると思います。今日は相棒の再放送も無かったので、大人気企画の第4話を掲載したいと思います。応援のメッセージは来ていません。

 

嘔吐刑事の事件簿 第4話

 

(前回のあらすじ)

 

締切に追われる私が泊まる、新潟の寂れた旅館。その平穏な夜は、向かい側の部屋から聞こえる女性の金切り声でぶち壊される。ゆっくりと開かれれたドアの隙間から、私は、1人の女性が横たわる姿を見てしまった......。

 

 仲居さんの悲鳴とともに、事態は一気に緊迫化した。スーツを着た男がゆっくりとしゃがみ、女性の首筋に指を当てる。

「脈がありません。死んでいますね」

倒れている女性は、目を開き口も開けて、完全に「絶命」といった様相を呈している。脈を測るまでもなく、もはや生き長らえていないのは明らかだ。

「ど、どうしましょう。とりあえず救急車、あ、あと警察を呼んできます。」

仲居さんが階段を駆け下りていく。とんだ災難だ。これでは寝られそうもないな。出版社にどう言い訳しようか考えていると、第2話から私に背中を見せ続けるスーツを着た謎の男が、不意に私へ顔を向ける。

「大変なことになってきましたね」

そう言うと、結んでいたネクタイを少しだけ緩める。

「はい。あの女性、何があったのでしょうか」

私が話している間、男はじっと、504号室の開きっぱなしのドアを見つめていた。

「分かりません、ただ1つ言えるのは......」

そう言ったところで、男の前を、1組のカップルが横切る。部屋に横たわる女性を見ると、女が叫び声を上げて後ろへ1歩下がった。スーツの男はちらりとカップルに目を向けると、誰に対してというわけでもなく、小さい声で続けた。

「ただ1つ言えるのは、今日は誰も眠れない夜になるということです」

仲居さんがまたしても2階へ戻ってくる。

「救急車、それから警察を呼びました。あ、あとはどうしたら......」

「待つしかありませんよ。我々には何も出来ません」

男は至って冷静である。

「......お名前を聞いてもよろしいですか」

立ち尽くす私に男が尋ねる。

「あ、斉藤久留間と言います。小説を書いています」

「小説ですか」

「はい。推理小説を。と言っても、全然売れてないんですが。あなたは?」

「そうですね。推理小説......そういった意味では私も似た仕事をしています」

やはりか。この男は探偵だ。推理小説を書いていると、そして読んでいると、嫌でも分かってくる。探偵独特の佇まい。探偵にしか出せないオーラ、探偵独特の言動、雰囲気。この男はその全てを兼ね備えていた。探偵だ。スーツ探偵に違いない。

「毒島毒三郎、お菓子メーカーで働いています」

探偵ではない。なんということだ。というかこいつは何を言っているんだ。お菓子メーカーと推理小説の作家は全然似てないだろ。ジャンルが全く違う。

「頭を使うという意味では同じ仕事ですよね」

同じではないだろ。お前はお菓子作ってるじゃないかよ。

ばかうけを12本束ねて箱に入れる仕事をしています」

 ばかうけはそんな包装のされ方をしていない。何故1ダースに束ねているんだ。そして毒島毒三郎って最悪な名前だな。毒を2つも使うな。とにかく最悪だ。第4話になってようやく探偵が出てきたと思ったら、ばかうけを12本束ねて箱に入れる仕事をしている男かよ。いつになったら探偵が出てくるんだ。そして今日は1700文字も書いてしまったのであった。